テニスにハマってるアラフィフの主婦です。地区の婦人連の春のダブルス団体戦に助っ人で参加しました! ベテランママさんの試合を応援して、試合に勝つ秘訣を学びました(≧◇≦)
負けるテニスの典型 !
この団体戦は各ブロック、4つのチームが5ペアずつで戦い、2つ勝てば上の部へ昇格し、2つ負けたら降格するというものでした。
わたしが参加したチームは1戦目に2-3と惜しいところで負けてしまい、2戦目は後がありません(×_×)
わたしは、誘ってくれたスクールの仲間と2戦目の第2試合に出場!
1試合目のペアが6-3で勝ち、このまま波に乗っていきたいところでした。
わたしはアドサイド、ペアはデュースサイドに入ります!
わたしのペアさんはストロークが得意で、この日の彼女はサーブもストロークも絶好調でした!
相手のミスにも助けられ、あっという間に4-1までいきました(^_^)v
よかった~、このまま勝てるかも……助っ人としての役目は果たせそう~
なんて気持ちで、エンドチェンジ(コートチェンジ)したんです。
ところが、ここから試合は急変(>_<)
向かい風だったこともありますが、相手のサーブが決まりだしたんです。
わたしの逃げるロブも短くなってしまい、相手のチャンスボールに!
ペアはストロークで決めていこうとして、ネットやアウトに!
なんとか1つとるも、階段を転がるように5-4とまくられます(T_T)
「大丈夫! いけるよーー」
チームメイトが声援を送ってくれ、勝たなくちゃ!と思うのですが、わたしのハートは超チキン(ビビリ、へたれ)
チャンスボールがあがっても、「ミスしちゃだめだ」と思うと、腰がひけて、相手の所に返すだけになってしまいます~
それでも、なんとか最後に逃げ切って、6-4で勝つことができました(^_^;)
ベンチに戻ってくると、チームの監督でもある、ベテランお姉様から一言。
「勝てたからよかったけど、今のは負けるテニスの典型だったね~」
おっしゃる通りです。いつもパターンになっちゃうんですよ(T_T)
記事も書いて、自分でもわかってるはずなのに、「4の壁」は難しい(>_<)
「ミスしたくない」気持ちでは、試合には勝てない
「4まで取ったから勝てるなんて思わないで、1ポイントずつとっていく気持ちでやらないとダメ。
相手はあとがないから、必死になって食らいついてくるんだからね」
監督のお姉様からの助言は、心にささりました(いい意味です~)
4ゲームまでとって、まくられるパターンはいろいろあります。
このまま勝とうと守りに入り攻撃のパターンを崩したり、相手のペアがこちらを分析して攻めるパターンを変えてきたり……
今回のわたしは、完全な「守り」に入ってしまいました。
団体戦というプレッシャーの中で、
ミスしたくない。できれば、調子のよいペアに決めて欲しい。
情けないことに、そう思ってしまったのです(-_-)
センターにきたチャンスボールも、いつもなら打ちに行くところを、後ろにいたペアに頼んでしまい、チャンスを逃していました。
気持ちが「守り」に入ってしまうと、ボールへの判断も遅れ、すべてが後手後手になってしまいます。
「ミスしたくない」という消極的な気持ちでは、試合には絶対に勝てません(>_<)
松岡修造さんのオフィシャルサイトに、こんなわたしにぴったりのメッセージを発見しました!
さすが修造さん、いいことを言ってくれます~
目の前の1ポイントに集中することで、ゾーンに入る!?
団体戦、2戦目は結局2-2となり、最後のゲームで、勝った方のチームが生き残るという崖っぷちの状態になりました(^_^;)
登場するのは、アラセブ?という監督さんペア!
かつては市の代表もしていた強豪ペアだそうです!
寄る年波には敵わず、1戦目は1-6で負けていました。
監督さんは肩がわるく、ペアのお姉様は膝がわるいそうです(T_T)
相手チームは、わたしと同じアラフィフのペアで健康体、サーブの練習を見る限り、かなり上手そうです。
まわりにいた誰もが、勝てないだろうな~と思ったんです。
ところが、やはり監督ペアは強かった\(^O^)/
二人とも気合いがすごい!
「はっ!」「んっ!」
試合に強い人というのは、スイッチが入った時の、ボールへの集中力がハンパないんですね!
テニスの技術はもちろん、この「集中力」が一般人のわたしとは違います(^_^;)
相手のエースになるようなサーブを、すべてノーミスで返球!
相手が打つスマッシュも、拾って拾って、拾いまくり、徐々に相手を追い詰めて、甘く返ってきたボールは前衛が絶妙なコースへ決める!
本当に、お二人とも七十歳近いとは思えないほど、かっこよかったです(≧▽≦)
結果は6-1と圧勝!!
チームも無事に残留することができました!
「気づいたら、勝ってたって感じだね。あっはっは!」
目の前の1ポイントに集中して、気がついたら勝っていた!?
これぞまさしく「ゾーンに入る」ってこと(゚д゚)!
監督さんがわたしと同じ年だった頃、1部で優勝したこともあるそうです(*^_^*)
そもそもわたしとは全然レベルが違うのですが、試合をみて、勝つ秘訣を学ぶことができました!
「目の前の1ポイントに集中する」
当たり前といえば当たり前ですが、わたしには欠けているものでした!
失敗を怖れずに、勝ちを焦らずに、目の前の1球、1ポイントに集中する!
ベテランのお姉様方に少しでも近づけるよう、明日からまた、おばさんはテニスに励みますp(^^)q