テニスにハマってるアラフィフの主婦です。春の市民ダブルス大会に出場しました! 結果は惨敗(T_T)
「あーー、今日は自分のテニスができなかったー!」ペアと愚痴りましたが、ちょっと待って! これっていつも言ってない? 自分のテニスができる日はくるの?
自分のテニスができなかった症候群
「今日は自分のテニスができなかった~。
リターンを全部ロブにされちゃって、ポーチにでられなかった。
ストロークもサーブも全然たいしたことない相手だったのに」
市民大会で惨敗して、ペアと愚痴り合いました(>_<)
「なんか、わたしも緊張しちゃって。
サーブもファーストが全然入らなくて、ごめんね。
あーあ、いつものコートでもう1回やってもらえたらなあ。
いつものテニスができたら、ここまで負ける相手じゃなかった」
「あたしもロブのミスが多かった。
二人ともメンタル弱すぎだよね。自分たちのテニスができたら、勝ってる相手だよ」
「だねー。次は緊張しないように頑張る!」
「わたしもサーブの練習しておく」
わたしたちはお互いに再起を誓い合い、帰路につきました。
今日試合に負けたのは、「自分のテニス」ができなかったからであり、
「自分のテニス」ができていたら勝っていた!
「ママはいつもそう言ってるよねー」
「ええ!?」
だんなに指摘されるまで気づきませんでした……
この台詞、テニスの試合に出始めた頃から、10年間以上言い続けてました~
そして、同時におそろしいことにも気づきました……
今のままでは「自分のテニス」ができる日はこないのではないか(ー_ー)!!
自分のテニスって何だろう?
そもそも「自分のテニス」って何でしょう?
今回のペアとの場合、「自分たちのテニス」は平行陣でバシバシ決めていくテニスでした(#^^#)
具体的には、強烈なファーストサーブをセンターに入れて、甘いコースで返ってきたリターンをポーチにでてガツンと決める!
深くしっかりとしたリターンを打って、相手の浮いてきたボールを前衛が決める!
なるべく平行陣をとって、二人で攻撃していく!
この自分たちのテニスで試合に勝てることもありますが、上手くいかない場合(格上相手にはほぼ100%……)も多いです(^_^;)
実際に文字にしてみると、わたしの「自分のテニス」は、ほとんど妄想のレベルです。
「自分のテニス」というよりも、「理想のテニス」!
で……今回の市民大会での現実はどうだったかというと、
ファーストサーブが入らず、甘めのセカンドサーブをストレートロブで抜かれ、サイドチェンジして甘い球を返し、相手の前衛に叩かれる。
相手のサーブに対してのリターンが甘くなって、逆にポーチを決められる。
相手に先に平行陣をとられ、深いボレーで攻められて、ようやく返したロブを前衛にスマッシュで決められる。
お気づきでしょうか?
わたしの「自分のテニス」である「理想のテニス」をしていたのは、まさに相手のペアだったんですよ~(≧Д≦)
自分のテニスの理想と現実
サーブやリターンをバシンと打ち込んで、相手を追い込み甘い浮き球を打たせて、スマッシュすることができたら、理想だし、かっこいいです(*^_^*)
自分のテニスをするために強化すべきは、ファーストサーブ? 深いリターン?
本番の試合でも動じない「メンタル」でしょうか?
もちろんこれらの強化は必要だと思います。
でも、それが実現可能なことなら、今頃わたしは自分(理想)のテニスができるようになっているはずです(^_^;)
現実の試合では、ファーストサーブはろくに入らず、ポーチやストロークの打ち合いをする機会すらなく、なんとなく負けてしまうのです……
自分のテニスの「理想」と「現実」には大きなギャップがあるのです(>_<)
どうすれば、理想のテニスに近づけるのでしょうか?
今回の相手ペアから、わたしは大きなヒントを得ました!
「相手を追い込み、甘い浮き球を打たせる」ための方法は、何もバシンと強い球を打つだけではない、ということです(^_-)
相手のペアは、わたしたちよりベテランでした。
速いサーブも、強いストロークも打ってくるわけではありませんでした。
でも、ファーストサーブを低い軌道でセンターに入れてきたり、威力はなくても、前衛にかからない深いリターンを打ってきたりと、わたしたちが攻め込めないボールを打っていました。
ドカン、バシンというよりかは、じわり、じわりと確実な方法で、わたしたちを攻め続け、浮き球を打たせて、前衛がバシンと決めていました(>_<)
いうなれば、ふわりと打って、ガツンと決める!
これは、まさにわたしの理想!
「おばテニ」と「女ダブ」のハイブリット(^_^)v
詳しくは下の記事を読んでみてくださいね!
実現可能な自分のテニスを増やし、「新しい自分のテニス」を見つけたい!
「自分のテニスができなかったから勝てなかった」
だったら、「できる自分のテニスを増やしていく」というのはいかがでしょうか?
緊張していつものファーストサーブが入らないなら、威力を落としても、再現性の高い、コントロールできる別のファーストサーブを身につける。
相手のサーブがよくてちゃんとリターンできなかったら、スライスも使って、深さと高さを出して、前衛に捕まらないようにする。
もしくは、ロブで相手の陣形を崩す。
もちろん、その中で、バシンと打てるようなら打っていく。
実現可能な自分のテニスを増やしていき、自分のテニスの幅を広げていけば、「新しい自分のテニス」が見つかるかもしれません!
「自分のテニス」の幻想に囚われ、負け惜しみを言い続ける人生とはさよならです!
おばさんは、明日から「新しい自分のテニス」を模索しますp(^^)q