tennismama’s blog ママのテニス日記

主婦がママさんテニスデビュー。シングルスにも挑戦するよ

女子ダブルス 勝つテニスとやりたいテニス 主婦の難しい選択

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アラフィフの主婦です。仲間入りさせてもらった主婦向けテニスサークルは、市の大会に毎回参加している総勢30人ほどのガチテニスサークルでした! コーチの先輩から「勝つテニス」を教えてもらいますが……それはわたしのやりたいテニスじゃない?

ダブルスでは強いストロークはボレーヤーの餌食になる 

テニスをはじめて10年近く。女子シングルスはまだ初心者ですが、女子ダブルスはわかってるつもりでした(^_^)v

サーブアンドボレーで平行陣もできるし、それなりに試合慣れしていると。

だけど、市民戦で一位リーグで戦っている先輩から教えてもらったことは、わたしが今まで思っていた女子ダブルスとは少し違ってました(^_^;)

こちらが雁行陣で、相手が平行陣という陣形で、練習をしていたときのことです。

※ 雁行陣はペアの1人が前衛のボレーヤーで、1人が後衛のストローカーという形で、平行陣は2人がサービスライン前後に横並びになる形で戦う陣形です。

後衛だったわたしは、はりきってストロークを打っていました!

チキンのわたしは試合だと弱々しいストロークになってしまいますが、練習だと思いっきり打つことができます( 〃▽〃)

ガツンと打って、ボレーヤーがバコンと打つ。ガツン、バコンとなかなかいい感じで続いています。

すると、前衛のベテランの先輩から、こう言われました。

ストロークは強くなくていいから、相手の足元に沈むように打って」

わたしはその言葉を、ストロークは強く足元に打てればそれがベストだけど、弱くてもいいから足元に打つようにしなさい、という意味だと理解しました(^o^;)

わたしがはりきって強打すると、ボールは沈むどころかボレーヤーの胸の高さに浮いてしまい、ボレーヤーはすかさず前衛の先輩めがけて、強烈なボレーを打ちこんできました(((((((・・;)

「す、すみませーん」

わたしのボールが浮いてしまったせいです……

「彼女、ボレーが得意なのよ。だから、ああいう人にはわざと弱いボールを打って強打させないようにしないとダメなのよ」

わざと弱いボールを打つ!?

今まで、わたしはボールは強ければ強いほど、速ければ速いほど、いいものと思ってました~

そして、それまでわたしがダブルスをしていた中級のレベルでは、そうした球で決まることも多かったのです。

でも、上級者にはそれは通用しなかった(。>д<)

言われてみたら、自分がボレーヤーでも、強いストロークより威力のない、沈むボールの方がよほど打ちにくいです。

相手のリターンが甘くきて、ポーチにでたら、思ったよりも威力がなくて逆に失敗してしまうことがありますが、あれと同じです。

自分のやりたいテニスと勝つテニス

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一位リーグの先輩たちのテニスをみても、すごいストロークを打つ人もいますが、皆さん、力押しというよりは、引き出しをいろいろ持っている人の方が多いです(*^^*)

人のいないところにスイーとスライスを決めたり、絶対にとれないようなネットすれすれにボールを落としたり。

ロブで抜けた!と思っても、バックのハイボレーで返してきたり、決まったと思ったスマッシュでも何度も拾ってきたり……。

長年勝ち続ける人は、すご技を持っています(@_@;)

女子シングルスでも力押しだけでは勝てないとわかっていたのですが、ダブルスも同じことなんですね。

プロ選手や、体育会の学生くらいにすんごいストロークを持っていたら、話は別かもしれませんが、

おばさんレベルで、ストロークやボレーで相手に力勝ちすることはあまりありません(^_^;)

テニスは1球でも多く球を打った方が勝ち。

テニスは確率のスポーツ。

試合に勝つためには、一か八かでエースを狙いに行くよりかは、

相手にとって、いかに打ちにくい球を打つか、いかにとれにくいコースに球を送るかの方が重要になります。

自分が気持ちよく打ったストロークが、相手のボレーヤーの餌食となり、自分だけでなく、ペアも被害を受ける!Σ(×_×;)!

それもよーくわかりました。

でも、やっぱり……打てるなら、ストロークは気持ちよくバコーンと打ってみたい!

勝つためのテニスと、自分のやりたいテニス。

より上を目指すなら、勝つためのテニスを選ばなくてはなりません(ーー;

っていうか、そんなことよりも、身につけなくてはならないことの方が一杯です(〃▽〃)

バックのハイボレー、ドロップショット、ショートクロスにスライスも、まだ何にもできてません!

主婦のテニス修行は、果てしなく続きますp(^^)q

 


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