ママさんテニスで再デビュー! 現代テニスのストロークのやり方を教えてもらったものの、昔のテニスが身についているわたしにとって、それは「別物」のストロークでした。テイクバックは上から、グリップもセミウエスタンにし、打点も身体の前に変更しなければなりません。
新しいグリップと打点を身につけるためにはどうしたらいいか。身体に覚え込ませるためには反復練習をしなくてはなりません。
1人でゆっくり練習するには……
「壁打ち」です(^_^)v
これならタダだし、好きな時間に好きなだけ、自分一人で練習ができます。
平日の壁打ちはおじさんだらけ
平日の午前10時にラケット片手に、大きな公園の一角にある壁打ち場にでかけてみると、ほぼ満席でした( ´Д`)
昼間から壁打ちしてる人なんていないだろうと思っていたら、大間違い!
第二の人生を満喫してそうなおじさんがほとんどですが、四十代くらいの男性と若いカップルもいました。
ちなみに女性はカップルの女の子だけでした~
カップルは男の子が女の子にテニスを教えていて、楽しそうにやってますが、
あとの男性たちはストイックな感じで、一心不乱に壁に向かってボールを打ち込んでいます(((^_^;)
長い壁にはネットの高さの横線が引いてあり、コート半面くらいの間隔で仕切り線があります。10人分あるようですが、壁打ちしている人は9人です。
微妙に線をはみ出して打っている人たちの間にいけば、なんとかスペースを確保できそうです(^o^;)
とりあえず準備体操をしながら、みんなの様子を見てみます。
ストロークの他に、サーブやボレー、スマッシュをしている人までいます。
工夫すれば、壁を使っていろいろな練習ができるみたいです。
壁打ち、侮れません~
なんて思っていたら、向こう側から1人の男性がやってきて、空いているスペースにすっと入っていきました!Σ( ̄□ ̄;)
しまったー、さっさと場所を確保しておけばよかった~
がっかりしていると、
「ちょっと、あんた。あの子の方が先にきてたよ」
なんと1人のおじさんがあとからきた人にそう言ってくれ、わたしのスペースを作ってくれたんです(^o^)
そのおじさんはやや強面でしたが、「あの子」なんて言われて親切にしてもらえたのはうん十年ぶりです。
(わたしはアラフィフの立派なおばさんです)
恥ずかしいやらうれしいやら、わたしはおじさんに頭を下げてから壁打ちをはじめました( 〃▽〃)
そのおじさんはその後も、横のおじさんにボレーを教えたりもしてました。
カップルの女の子にまで指導しようとした時は少しやりすぎなんじゃ……と思いましたが、この壁打ちの「主」なのかもしれません(^_^;)
それでもおじさんのおかげで、おばさんのわたしも「女の子気分」になれました♡
実はここだけの話、この壁打ち施設に関わらず、平日のテニスコートは年齢層が高めです。
40~50代?でも若い女の子扱いしてもらえます(^_-)
テニスのスクールは女性の方が多い気もしますが、壁打ちは圧倒的に男性が多いです。
遠慮なくがんがん打てるところがいいのでしょう。
現代テニスのフォームを確認
素振りをして、壁打ちをはじめまーす!
まずは近い距離から打点の確認をしてみます。
左足(前足)よりボール2個分前の打点にラケットをセットしてみて、グリップをセミウエスタンに握ります。
ちょうど合うことを確認して、そのまま後ろにひいてテイクバックが完了します。
まずはゆっくりはじめてみよう!とかるーく打ってみたら、ぽてぽてぽてとボールは壁から転がり、隣の人のスペースへ(^0^;)
距離を短くするか、ある程度は強く打たないと壁からボールはまっすぐに返ってきません。
ラケットを上から引いて身体の前でインパクト!
で、力一杯打つと、あっという間に壁から返ってきて、テイクバックが間に合いません。
壁打ちは思ったよりも難しい~(>_<)
ゆるく打つとボールがちゃんと返ってこないで隣のスペースに入っちゃうし、強く打つと準備が間に合わない。
限られたスペースで壁打ちをするには、それなりの技量が必要なんだと実感(^_^;)
とりあえずセミウエスタンで握って、ラケットを上からひいて、身体の前でとることだけに集中しよう。
と思ったものの、最後はフォームを気にせず、力一杯ボールを打ち込んでいるわたしがいました……
思いっきり打ったので、ストレス発散!だけでなく、ラケットを振り切る練習にもなりました。
1時間弱でしたが壁を相手に打ち続けると、かなりの満足感?があります。
次は早朝か夕方の人の少なさそうな時間帯を狙って、ちゃんとフォームの確認をしよう_(^^;)ゞ
壁打ちは難しいけど、なかなか楽しいです。
女性のみなさまにもおすすめします\(^^)/