テニスをはじめて10年あまり……。はじめてラケットを握ったのは30歳過ぎ。アラフィフ主婦がシングルスに挑戦。目標は「市民大会 女子シングルス」に出場! だけど、道は厳しくて……
テニス ダブルスからシングルスへの3つの意識改革
「シングルスなら、ひとりだってできるもん」
女子ダブルスのペアと別れたわたしは、気分を一新して「シングルス」に挑戦することに決めました!
とは言うものの、学生時代からテニスをしていたわけではないわたしは、シングルスなんてやったことがありません。
ママさんテニスデビューをしてから10年近くテニスをやっていますが、試合はダブルス専門でした。
シングルスとダブルスの大きな違いはコートの横幅です(*^_^*)
一対一で対戦するため、ダブルスで使うアレー部分をシングルスでは使いません。
シングルスではネットの角度が若干高くなります。
(真ん中と両端のネットの高さは同じですが、ポールを立てる位置が内側になるため)
シングルスをはじめるに当たって、まずは3つのことを意識するようにしました。
ぼっちで、テニススクールに通っているわたしでもできることです。
①サーブの立ち位置をサイドからセンターマーク付近に変える。
(わたしはダブルスではシングルスサイドライン寄りからサーブを打つため、そのままだと逆サイドが大きく空いてしまうから)
②ストロークやボレーなど、すべてのボールをアレーコートよりも内側のシングルスの範囲内に打つようにする。
③いつもよりネット高めを越えていくようにボールを打つようにする。
シングルスの戦術、なんてレベルとはほど遠いので、最低限のことから調整していかなくてはなりません(^_^;)
サーブもストロークもできるんなら、それをちょっと短くするだけなんじゃないの?
そう思うかもしれませんが、この3つは簡単なようで、意外と難しいです。
(簡単な人には簡単かもしれませんよ~)
年のせいなのか、不器用なせいなのか、わたしにはなかなかできません。
意識しないで何の気なしにストロークをすると、アレーに打ち込んでしまいます。
もちろん、シングルスではアウトです。
スクールでも試合でもダブルスばかりやっていたので、わたしの身体はすっかりダブルス仕様になっていたんです(≧Д≦)
反復練習をしていたことで脳が記憶して、身体が覚えちゃってる状態です。
シングルスをはじめるに当たって、身体に新しくシングルスの感覚も覚えさせなくてはなりません。
サーブの立ち位置を変えてみる
まずはサーブから意識改革です!
シングルスサイドライン寄りから打つサーブと、センターマーク寄りから打つサーブは距離と角度が変わります。
シングルスでもダブルスでも、センターマーク寄りからサーブをする人も多いですが、わたしは昔ながらの「ダブルス セオリー」?が身についてます。
わたしにはじめてテニスを教えてくれたのはプロのコーチではなく、地元のテニスサークルの先輩おばさんです。
ウッドの時代からテニスをしていたという彼女は「ダブルス セオリー」なるものをたたき込んでくれたのです。
「サーブをセンター付近から打つと相手にセンターに打つとばれるし、サイドが空いて狙われる。
だから、ダブルスのサーブはシングルスサイドライン寄りから打つものよ」
と習ったので、素人のわたしはそういうものだと思い込み、それを10年近く実践してきました(*^_^*)
すっかり身体に染み付いちゃってます。
立ち位置をセンター寄りに変えるだけなら、もちろんわたしにもできます。
だけど、身体が覚えてしまってる「サーブの距離感と角度」はなかなか変えられません(*_*)
ダブルスと同じように思いっきりサーブするとロングの「フォルト」になります。
仕方なく、軽く打つことで長さを短くしようとすると、振り切れない、回転のかからない「へなちょこサーブ」になってしまいます。
ストロークにも言えることですが、ボールの回転量をかえれば、長さの調節はできるんでしょうが……。
おば体に鞭打って、反復練習を繰り返し、センターからのサーブの距離感と角度を身に着けるしかありません(@_@)
ちなみに、コートを借りて、カゴ一杯サーブを練習できればベストですが、そんなにボールも持っていないし、
市民コートで、ぼっちで5個くらいのボールを使ってサービス練習をするっていうのも悲しすぎるので、スクールのサーブ練習時間を利用します。
スクールのサーブ練習は大抵4人が並んで打ち、随時場所を移動していくのですが、このときにさりげなくセンターをキープしてます(^_-)
あくまでも、さりげなーくです。
「シングルスに挑戦するからセンターから打たせて」とは口が裂けても言えません。
アラフィフのおばさんがシングルスやるんだって!?
見ぬほど知らずと罵られることはないでしょうが、今のレベルでは恥ずかしすぎる(;^ω^)
とりあえず、まわりのスクール生には悟られないに、こっそりとシングルスに挑戦していく予定です。
――目標は、1年後の「市民大会、女子シングルスの部 出場」です!
しかし、サーブですら、全然ダメです。
シングルスへの道は険しいです(>_<)