tennismama’s blog ママのテニス日記

主婦がママさんテニスデビュー。シングルスにも挑戦するよ

ワイパースイングへの道 うまい人の技を観察して、盗んじゃえ?

f:id:tennismama:20180224212814j:plain

テニスをはじめて10年あまり……

2人の子育てをしながら、主婦のテニスというディープな世界にハマってしまったわたし。

最新のワイパースイングを手に入れるために、おじさんの技を盗んじゃえ!

 最新のストロークがやってみたい

ショートラリーが上手くできない~(>_<)

「あなたのストロークは昭和なのよ。今はワイパースイングが流行なのよ」

先輩おばさまAさんからのご指摘に、わたしは一念発起しました。

 

最新の打ち方を身につけてやる!!

 

おばさまはわたしの打ち方を古くさいと言ったけど、通いはじめたスクールの中級クラスでも、ワイパースイングをやっているのは、黒一点のCさんだけ!

かくいうAさんは、フォアもバックもストロークはスライス一辺倒。

地味に上手いBさんとママ友3人組も、テイクバックはラケットを上からひいているので、わたしよりは現代的かもしれないけど、いわゆるワイパースイングではない感じ(^_^;)

当時わたしはワイパースイングという言葉もよく知らず、錦織選手をはじめ、プロの人達はああいう打ち方をする、ということだけを知っていました。

なので、ワイバースイングの正しい定義もわからない。

なんとなくフォロースルーが上ではなく、横?

そのくらいの知識しかなかったのです……

そして、あれは若いプロの選手がやるもの。

シロートのおばさんがやるものじゃない。

って、頭からそう決めつけていました。

だけど、おじさんのCさんは出来ている……

もしかしたら、わたしだって、やろうと思えばできるんじゃない?

野望がめらめらと燃えてキタ~~

ワイパースイングのコントロール

f:id:tennismama:20180331075625p:plain

レッスンの時、わたしはCさんのフォアハンドストロークを注意深く観察(^_^)v

まず一番に感じたのは、ラケットの動きがとても小さいってことと、打点がかなり前ってことでした。

身体の前でラケットが、右下から左に向かって弧を描くように「ひゅん」と動くだけ。

手首を起点にして、車のワイパーのようにラケットを動かしている?

テイクバックもフォロースルーもコンパクトで、手先だけでラケットを操作してるみたい。

でも、そんなコンパクトなスイングで、おじさんの「ふんっ」という鼻息とともに、ボールは力強く飛んでいく(゚◇゚)

WHY?

あれでどうしてしっかりしたボールが飛んでいくんだろう?

コントロールはどうやってするんだろう?

そんな疑問がふつふつと湧いてきます。

だって、テニスってラケットをボールの真後ろに当てて、そのまま打ちたい方向にボールを押していくもの。

それがフォアハンドストロークの基本じゃないの?

実際、わたしのストロークはそんな素直なストローク(*´∀`*)

当然、ラケットの動きは後ろから前、ラケット面もそのまま自然に左肩上に流していく感じ。

あまり論理思考の持ち主ではないわたしにも、シンプルでわかりやすい打ち方。

だけど、ワイパー!?

ボールをラケット面に当てて、そのあとラケットを前ではなく、横に立てていって、どうやって打ちたい方向に飛ばすのか?

わたしの頭の中は?でいっぱいに( ゜o゜)

なんちゃってワイパースイング

毎夜、子どもを寝かしつけた後に、窓ガラスを鏡がわりにして、わたしはワイパースイングの素振りをやってみました。

まず、ボールに対して、後ろの右足90°、前の左足を45°くらいにして立つ。

テイクバックはラケットを上からひいて(これだけでも平成になった気分です♡)、

ひじをやや伸ばし気味にして、ラケットの面をちょっと下に向け、

面を起こしながらボールをヒットし、

そのまま手首を起点にして、左にくいっとラケットを振る。

 

やや伏せたラケット面で、バイバイするみたいな感じ、とでもいえばいいでしょうか(^_^;)

あくまでも、Cさんのを真似した自己流のなんちゃってワイパースイングです。

素振りをしている分にはいいのですが、実際にやってみた場合、どこにボールが飛んでいくのかが想像すらできません~

 

翌週、ショートラリーの時に、わたしはCさんの真ん前に入りました!

もちろん、その技を盗むため(^_^)

家で秘かにワイパースイングの素振りをしたので、いよいよ実践です~

「ふんっ」

鼻息は荒いですが、ショートラリーなので、Cさんはロングストロークの時よりは心持ちゆっくりとラケットを振っています。

わたしはさっそく真似してみました。

ラケットの面を少し伏せて、打点を思いっきり前にして、手首でラケットを横にひゅん。

果たして、ボールは~~

飛びましたが、上に大きく上がりました(@@;)

が、それをCさんはなんとか返球してくれました。

今度はもう少し小さく振ろう、えいっ!

なんと、ボールは横にそれてしまい、Aさんにぶつかりそうになりました!

Aさんは心持ち嫌な顔をしました……

「す、すみませーん」

まずい、まずい、まずい(´Д`)

中級クラスはレッスン生が8人いて、ネットを挟んで、4人がコートに入ってショートラリーやボレーボレーを行ってます。

スペースが狭いため、ノーコンの球を打つと、回りにも大迷惑(>_<)

次のボールも暴走したため、なんちゃってワイパースイングをするのはあきらめざるを得ませんでした。

わたしは元の入れるだけの、なんだかなストロークに変更しました(^。^;)

うーん、ワイパースイングへの道のりは険しいな、やはりどこかで壁打ちをしてみないとダメかな。

などと思っていたわたしの右手首に違和感が!

80分間のレッスンを終えた後、今までに感じたことのない痛みが走ったのです

(゜´Д`゜)゜。

 

 


f:id:tennismama:20190501230116j:plain